公益社団法人 青森県柔道整復師会

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ほねつぎの日「平成27年度県民公開講座」
日 時
平成27年10月25日(日) 午後1時〜午後2時30分
会 場
青森市浪岡中央公民館 大ホール
講 師
青森県立中央病院 医療管理監 小野正人先生
演 題
「大人が知っておくべき 短命青森のヒ・ミ・ツ」


 平成27年10月25日(日)午後1時より、青森市浪岡中央公民館において「平成27年度ほねつぎの日『県民公開講座』」を開催しました。
 開会前に参加者70名全員で「健康柔(やわら)体操」を実施しました。ステージ上で佐々木理事と立崎理事が見本を実演し、さらにスクリーン映写の動画説明を見ながら、約10分間、「ゆすりと振り子の動き」から「納めの形」まで12種類の体操を行いました。ゆっくりとした動きですが、両手を目一杯伸ばしたり、身体を大きく曲げたりして、「身体が温かかくなった」との声が聞かれました。
 『県民公開講座』では、青森県立中央病院の医療管理監・小野正人先生を講師にお招きして「大人が知っておくべき 短命青森のヒ・ミ・ツ」と題した講演会を行いました。兵庫県出身の小野先生が日々普及に努める「メディコトリム(健康増進事業)」とは、「メディカル(医療)」+「トリム(整える)」の造語で「医療の力で体を整える」という意味があります。専門家による運動・食事指導等を行い、生活習慣病の予防・改善、薬の減量等による健康な身体づくりを目的としています。
 講演では、青森県の平均寿命の短さの理由、健康寿命を長くするための日々の意識づけなど、関西弁のユーモアあふれるトークで笑いを誘いながら、「野菜・海藻・きのこの摂取」や「運動の大切さ」、「禁煙推進」を熱弁されていました。また、「ウォーキング1時間に相当する1分間運動」など、日常のちょっとした空き時間にできる運動を実演しながら紹介して頂きました。
 来場者からのアンケートには、「講演にも映像にもユーモアや関西弁が入って面白くて聞きやすく、普段の生活から気を付けようと思った」、「認知症と物忘れの区別が分かった」、「食事と運動の大切がよく分かった」など、楽しく聞きながら大変勉強になったとの感想がたくさんありました。
 来場者は、小野先生が指摘された生活習慣に対して心当たりがあるようで、時おりドキッとした表情を見せながら熱心に耳を傾けられていて、とても満足して頂けたのではないかと思います。
 小野正人先生につきましては、ご多忙の中講演を引き受けて下さり心より感謝申し上げます。今後の更なるご活躍を期待しております。
 県民公開講座としては初めての青森市浪岡地区の開催で、当日は風雨の天候でしたが、地域の高齢者の方々を中心に70名もの参加者で満席となりました。今後も公益社団法人として公益活動を通じて地域貢献に努めていきたいと考えております。