平成28年10月9日(日)午前8時30分より青森市民体育館1階大ホールに於いて青森地区柔道整復師会の公益事業『みんなの身近な接骨・整骨院』を開催致しました。
この日はあいにくの秋の空で肌寒く雨が降ったり止んだりの中でしたが、『青森市民体育祭』卓球競技及びバドミントン競技の同時開催ということで、 朝7時過ぎには会場駐車場は満車の状態でかなりの人出となっており、私たちスタッフ一同も早入りして、内心ホッとした気持ちで急ぎ準備に取り掛かりました。
開始時間の午前8時30分に受付し、「無料痛みの相談コーナー」から「無料体組成計測器コーナー」による測定と「無料骨密度測定器コーナー」による測定から出た 数値・グラフ表を懇切丁寧に担当者が説明させて頂きました。中年以降の女性来場者が多かったことから、体組成計測では体脂肪や内臓脂肪が多い傾向が見られました。 上半身や両腕の筋力は基準値内で良いのですが、下半身の筋力が基準値より劣るというパターンも多く見られました。
骨密度に関しては、良・普通・劣のばらつきがあり、日常の食生活(食習慣)が良いか悪いか、運動や身体を動かす習慣があるかないかで大きく左右されます。 特に北国の青森では冬の3〜4か月間は雪に閉ざされて家に籠り、体重増加の運動不足による筋力低下と骨密度の低下が短期間のうちに数値の表れます。
各コーナーでの総合的評価を説明後、「無料施術体験コーナー・無料テーピングコーナー」にて痛みの原因を鑑別し、検査・施術体験することで 痛みが軽減した時の喜ぶ笑顔と驚きの表情に、スタッフサイドもやって良かったと思う瞬間でした。
全体で188名のご来場者(男性56名、女性132名、テーピング無料体験者8名、無料相談者13名、無料体組成計測定器測定者84名、無料骨密度測定器測定者68名、 無料スポーツマッサージ体験者15名)に体験して頂きましたが、天候の悪い中を来て頂き本当に有難うございました。
日常、健康テレビ番組を視たり、医院に通院した際の待合室での患者同士の情報交換など漠然とした医学知識が頭に入っているものの、 実際に食生活にしても運動にしても本人は身体に良いと思ってやっていた事が、実は摂り過ぎたり、やり過ぎたりでマイナスな症状が出たりするケースが実際には多くあります。
正しく無理なく、長期的に実行して習慣づけることが大切ということを解って頂きたいと思います。
来年もどこかで、この公益活動(啓蒙活動)を継続して行いたいと思う次第です。
報告者 谷川弘