十和田市で初めて、そして、初雪の中「ほねつぎの日」を開催しました。
昨年度に続いて青森県立中央病院の医療管理監・小野正人先生を講師にお招きし、「認知症」をテーマに 「ピンピンコロリの秘訣」と題して行いました。
講演では、日頃の運動・食事が、がん予防、認知症予防の改善になり、青森県が取り組んでいる『短命県返上』 につながっていく、また、これから多死状況になるため、個人が最期を選択していく「リビング・ウイル(尊厳死の宣言書)」 について家族で話し合う大切さ等お話いただき、ユーモアあふれるトークで会場を笑いに包んでいました。
講演開始前には、受付時間前から会場を休憩室として開放しました。
その間「健康柔(やわら)体操」の映像を繰り返し流していると、段々と映像を見ながら真似してやってみる方が 出始めました。1回の流れが約10分間、「ゆすりと振り子の動き」から「納めの形」まで12種類の体操を行いました。
講演開始直前にもなりますと、訪れていた大勢の方が一体となり、スクリーンに映るポーズや 会場前方で実演している佐々木理事と立崎理事を見本にして体操を行っていました。
講演の中で小野先生より、「柔体操」を続けて行うことが下肢筋力アップにつながるとのお話もありました。
来場者からのアンケートには、「小野先生が面白くて聞きやすかった」「食事と運動の大切さがよく分かった」 「これからの残された人生を楽しく生きる為、自分らしい終活を終える為に、役になった」など、楽しく聞きながら 大変勉強になったとの感想がたくさんありました。
十和田地区会員の「気くばり・熱い思い」が、会場を満員にし成功裡に終了しました。
報告者 八木橋次男