公益社団法人 青森県柔道整復師会

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第31回青森県少年学年別柔道・形競技選手権大会」開催報告
日 時
平成28年4月3日(日) 午前9時〜
場 所
青森県武道館(弘前市)
主 催
公益社団法人青森県柔道整復師会


 今年で第31回を迎える『青森県少年学年別柔道・形競技選手権大会』を開催しました。 この大会は、県知事賞争奪大会であり、また東北ブロック大会と全国大会出場予選も兼ねる大きな大会で、 今回は県内各地から25団体198名の少年少女選手団が出場しました。当日は冷たい小雨の降る天気となりましたが、 それにもかかわらず、早朝から選手団は正面に大きな人だかりをつくりました。開場すると、あっという間に入口のフロアは大混雑になりました。
1階会議室では審判会議、監督会議を行い、団体の組み合わせと形の順番を決め、最後に選手の出欠状況の確認をしました。

 午前9時、行進曲が流れ、全選手団が堂々と入場し、所定の場所に正座しました。開会に先立ち、岡本幸治副会長による開会宣言がなされ、 国歌斉唱に続き佐藤金一大会長、青森県柔道連盟会長の笹木正信様からご挨拶と、参議院議員の山崎力先生から激励の言葉を頂きました。
前年度団体優勝の鶴田町柔道少年団より優勝旗の返還、成田聰審判長による試合上の注意等の説明がされた後、 今大会に出場する全選手を代表して、前年度青森県大会個人戦男子5年生の部優勝者であり、日整全国大会青森県選抜選手でもあった 横山大士選手による堂々とした選手宣誓がなされ、最後に服装点検をし、あとは試合開始を待つばかりとなりました。

 午前の試合は団体戦から始まり、予選から決勝戦まで通して行いました。途中、地元弘前のFM局「アップルウェーブ」様が取材の為来場され、 約10分ほど、会場からの生中継を行いました。試合を終えたばかりの選手たちの声や客席からの声援など会場の臨場感をそのままリスナーの皆さんにも お伝えすることができたと思います。また、岡本幸治副会長と成田正人柔道部長が「大会の趣旨、公益とは何か、柔道整復師とは何か」等、 様々な角度からのトークをしました。リポーターとの掛け合いは、とても理解しやすく、当会のアピールにも繋がったのではと思います。
団体戦終了後はすぐに会場の準備をし、形競技会へと移りましたが、団体戦でも手に汗握る熱戦・接戦が多く繰り広げられたことや、 続く形競技会でも今大会から監督も協議に参加していること、参加組数が昨年の4組から10組と倍以上になったことなどがあり、 昨年よりも30分以上時間が押してしまいました。

 午後からは個人戦が始まり、さらにヒートアップしていた会場の歓声と熱気は、決勝戦を迎えるといよいよ最高潮に達しました。

 すべての競技が終了し、迎えた閉会式では各競技成績発表と表彰式が行われ、見事入賞を勝ち取った選手達や続く 東北ブロック大会・日整全国大会への切符を手にした選手団の写真撮影がそれぞれ順調に行われ、最後に岡本幸治副会長より大会講評、 閉会宣言を以て大会終了となりました。
 終了後はすぐに撤去・清掃を行いました。今回も、弘前実業高校の盛広先生と生徒の皆さんには前日の準備から後片付けまで全面的に協力していただきました。 当会員の皆さん、弘前実業高校の生徒、そして盛広先生自ら、畳を担いでいる姿を見たとき、この大会は一人ひとり全ての協力により成り立っているという事を強く感じました。 皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

報告者:柔道副部長 立崎秀男







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