公益社団法人 青森県柔道整復師会

トップページ

八戸地区「保険業務勉強会」開催報告
日 時
平成28年7月2日(日) 午後6時
場 所
揚子江
主 催
公益社団法人青森県柔道整復師会
主 管
八戸地区柔道整復師会


  平成28年7月2日(土)午後6時より揚子江において 八戸地区保険事務研修会を会員30名出席のもと行いました。今年度も県副会長で保険部部長の関 裕二郎先生をお招きし貴重なお話を頂きました。

 まず日整の事業は目標を「制度改革」とし、@介護政策分野での活躍の促進A三者協定の大幅な改定B柔整療養費にかかる審査体制の強化C柔整師養成でのカリキュラム改正と国家試験問題の改革。 これ等優先、積極的に推進していくとの事でした。
次に保険業務「施術録への記載」のお話でした。 今回特に重要に思ったのは、初検時相談支援料算定においての記載の仕方、再検料の意味という所です。会員の中にはパソコンを使用している為、初検時相談支援料を気にせず算定しているケースや 逆に一切算定しない会員も有るようです。初検では必ず日常の注意事項を説明しているはずなので カルテへのチェック、正しい記入をし算定、請求していきたいと思います。また再検料も「初検の判断に誤りが無いか?」と再確認する為重要な項目だという事です。必ず再検査し算定という流れを守らなければと思いました。
我々の業務は、柔整師として技術は勿論ですが 施術録をしっかり管理し、正しく根拠の有る保険請求をしていかなければならないとつくづく感じました。

 また今回の研修会では「リピート率を高める為、我々は何をしていかなければならないのか?」という一歩踏み込んだテーマでもお話を頂きました。@問診票のとり方(問診の重要性と注意事項)A中間問診をし、個々のプランを立てるB患者さんへの声がけ(待ち時間、次回の来院など)直ぐに役立つ内容でした。「頻回を減らす」と「リピーターを増やす」では相反するのでは?と思いましたが、この事を実践する事で対応していけると感じました。

 今回学んだ事を日常業務に生かし 患者さんとの信頼関係を築き日々精進していきたいと思います。


報告者 東山昭人