弘前市にて関保険部長、三潟副保険部長を講師にお招きして、弘前地区保険業務勉強会が開催されました。
今回は日整の事業、療養費検討委員会、保険業務、請求業務サブノートの補足について行われました。
療養費受領委任協定の見直し、公的審査会の権限強化、柔道整復師施術管理者制度、地域包括ケアでの介護分野への参入、柔道整復師養成校のカリキュラム改正など日整が取り組んでいる事業内容や進捗具合を分かりやすく説明していただきました。保険業務においてはカルテ記載が重要であり、今回は相談支援内容の記載を徹底しなければと思いました。
療養費の取扱実態調査のデータを目の当たりにすると、年々厳しくなっている柔道整復師の現状を痛感しました。しかし、各保険者との折衝で認められた事などの話を聞くと、少し明るい気持ちになりました。 「いかにリピート率を増やすのか?」という話題では、患者様の要望、不満などがアンケートの調査結果で明確になりました。そして、待ち時間の短縮、問診や中間問診の重要性、患者様とのコミュニケーションの充実など具体的な対処法も提示していただきました。 今後の診療にすぐにでも活かされると思います。会員にとってはとても有意義な時間になりました。
終わりに、講師の先生方、資料作成に尽力頂いた関係者各位の皆様、心より御礼と感謝を申し上げます。
報告者 池田 潤一