公益社団法人 青森県柔道整復師会

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「平成28年度保険事務研修会」開催報告
日 時
平成29年2月19日(日)
場 所
青森県総合社会教育センター
主 催
公益社団法人青森県柔道整復師



 平成29年2月19日(日)午前10時30分から青森県総合社会教育センターにおいて、 今年度の保険事務研修会が開催されました。前日からの猛吹雪で出席率が悪くなるのではと 心配しましたが大勢の方にご参加いただきました。 正会員(136名)準会員・勤務柔道整復師(10名)、さらに他団体及び個人契約の柔道整復師(3名) 合計149名で開催されました。

 最初に当会保険部より関保険部長から最近の業界の動向、厚労省への日整の要望、 個別指導と監査の実施状況、柔道整復療養費検討専門委員会での検討案について、 スライドでの解説がありました。今現在の柔道整復師をとりまくリアルな情報は大変興味深い内容のものでした。

 続いての青森県国民健康保険団体連合会の講習では太田達観事務局次長氏と中田和久審査課長より、 療養費の一部改定と申請書の疑義について実例をあげながらご説明をいただきました。
 青森県後期高齢者医療広域連合からは才神一美主事より審査会後の二次点検の概要について、 縦覧点検、横覧点検、患者照会、資格点検、単月点検等、その実施状況や内容についてお話しがありました。

 午後は全国健康保険協会青森支部の森慎太郎業務グループ長より、協会けんぽとはどのような組織なのか、 また申請書の返戻件数を減らす為に、どのような返戻が多いのかその具体例と注意する点をわかりやすく 解説していただきました。
 青森労働局労働基準部からは労災補償課課長岡村隆次氏より「労災保険に係る請求事務のポイント」と題して 主に症状固定の取扱い、請求書記載の留意事項としては複数の傷病の場合の経過の概要の記載の仕方、 再検料の算定、青森県ならではの「冬季労働災害防止運動」についてポイントを絞ってお話していただきました。
 続いて損害保険料率算出機構青森自賠責損害調査事務所からは古舘修一所長においでいただき、 「自賠責保険(共済)損害調査のしくみ」と題し自賠責保険とはどのような仕組みなのか、 任意保険との違い、請求の種類とその方法等について解説していただきました。
 最後は東北厚生局青森事務所の講習でした。石川信治医療指導監視監察官より 「医療保険における柔道整復師の責務と指導・監査について」と題しお話しいただきました。 東北厚生局の業務内容、医療保険制度、医療費の動向、柔道整復師の人数と療養費の推移、 受領委任の登録とそれに伴う柔道整復師の責務、指導と監査、受領委任の取扱いの中止に至った理由については 具体例を示しご説明をいただきました。

 今回は東北厚生局、後期高齢者医療広域連合にもご指導をいただきましたので一コマ30分という短い時間でしたが、 一回の研修会でこれだけ多くの保険者のお話しを聴くことができて大変濃い、充実した研修会であったと思います。
 また講師の方の中には最初から最後まで会場にいて、他の保険者の講習を熱心に聞き入っている方もおられるほどで、 今“柔道整復療養費の適正化について”保険者側はとても高い関心を持っていると感じました。

 毎年開催している保険事務研修会ですが、私たち柔道整復師と保険者側とのコミュニュケーションを図れる 大変貴重な時間です。その時その時の最新の情報収集することが適正な保険請求に、また私たちの将来に 繋がっていくのではないでしょうか。

 最後に参加者の皆様には諸事情により雪の多い2月の開催となったことをお詫び申し上げます。 悪天候の中、本当にご苦労様でした。
報告者:保険副部長 三潟謙